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パリから1時間程南の郊外に足をのばすと、

そこには森と自然に囲まれた美しい『バルビゾン村』があります。

ミレーが『晩鐘』を描いたと言われる草原が今でも残っており、世界中から毎年多くの人々が訪れています。

 

上流階級の間では農家の生活が理想化され、美しい理想の農民像が描かれた時代

写実主義を唱え、真実の農民の姿を描くことを決心したミレーは家族と共にバルビゾンへ移り住み

後にバルビゾン派と呼ばれる人々の中心的存在となりました。

そんなミレーのアトリエが当時のまま残され、写真やデッサンなどから当時を偲ぶことがことが出来ます。

ここでは後にミレーから多大な影響を受けたゴッホの作品との比較が分かる資料も置かれています。

 

同じくバルビゾン派を代表する画家、テオドール・ルソーのアトリエも現在記念館として残っています。

ルソーは、風景画が人物の背景としてのみ描かれ、純粋な風景画としての価値が与えられなかった時代に

風景画というジャンルの価値を高めることに人生を捧げ、大きく絵画史を変えた画家です。

『落選王』という有難くないあだ名まで付けられ、不遇の時代を送るも晩年にはその価値が認められ

存命中に画家として成功した数少ない芸術家の一人です。

 

数々のバルビゾン派画家の足跡を辿るように、彼らの描いた村の風景がモザイク画として

通りに飾られ、当時を偲びながら散歩するのに最適な村です。

また、バルビゾン派の絵画を展示するオルセー美術館の見学とセットにしてより深く鑑賞したり

近くにあるフォンテーヌブロー城とセットで観光するのもお勧めです。

 

Office du Tourisme de Barbizon (バルビゾン観光局)
Pl. Marc Jacquet 77630 Barbizon

バルビゾン観光局 ホームページ (仏)

関連場所 : オルセー美術館